便を出す!
「出す」「入れる」「巡らせる」「守る」。4つの営みで最も大事ななのは、「出す」こと。なぜなら出さないことには、「入れる」はできず、何より、ガンは悪いものを溜めすぎた結果だから。
ガンによる腸の詰まり、手術後の癒着、モルヒネなど薬の副作用、体力低下・・・便が出ない理由は様々だが、解決法は以外と簡単。ひたすら腸を温めること。
ビワ葉塩温石(しおおんじゃく)
塩は命の源。ビワ葉は手当て最高の素材。熱は命のエネルギー。3つの力を合わせたのが、このビワ葉塩温石。そして、乾いた熱は他の手当てでは得られない心地よさ。
胸水、腹水や痛みと並んで、患者さんの気持ちを滅入らせるのは、便が出ないとき。溜まった便やガスでお腹がカチンカチンになるのは本当に苦しいものです。臓器が圧迫されて痛み、食欲もなく、吐き気に襲われる人も珍しくありません。
でも大丈夫。しっかり温めれば、やがて腸はゴロゴロと音をたてて動き始めます。そして、待望の便が出るのも間もなくのこと。大量のビワの葉が放つ柔らかな香りに包まれながら、「必ず出る」という希望を持って、成果が出るまで根気よく続けましょう。
用意するもの
◼︎ほうろく:(中華鍋または鉄製のフライパンでもよい)
◼︎自然塩:500g
◼︎木ベラ:1個
◼︎ビワ葉:20〜30枚
◼︎帆布:キャンバス地など厚手の木綿布(必ず綿100%のもの)
◼︎タオル:数枚・太い輪ゴム
◼︎その他:氷・洗面器・熱い塩袋を置くための皿・カセットコンロ
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