生姜湿布の仕方(動画)
痛みをともなう病気や疲労などの時、生姜湿布は痛みを取り、毒素や疲労素をとる大変有効な手当て法です。内臓の痛みや、炎症、ガン、婦人病、肺炎、尿道炎等、炎のつく病気や、神経痛、リュウマチ、打撲、捻挫、腰痛、肩こり便秘、など、ほとんどの病気に適用できます。
一般的に知られている生姜湿布は身体の一部を温めるだけですが、ガン患者さんの多くは冷えきっていますので、全身生姜湿布が効果的です。熱い生姜湯で絞ったタオルで、足から顔まで全身をくるむので、全身を優しく蒸しあげられるような気持ち良さです。熱と湿度と生姜の香り・・・三つの快が絶妙に溶け合うとき、あなたは夢心地で、大量の汗を出す毒素をだす、ストレスも出すことでしょう。
生姜湿布の仕方(動画)をご覧下さい。
用意するもの
◼︎生姜末:30〜40g または(握りこぶし大のひね生姜100~120g)皮ごとすりおろす。
◼︎自然塩:大さじ1杯半(15〜20g)
◼︎ビワ葉エキス:20〜30cc
◼︎布袋(すりおろした生姜、または生姜末を入れる)
◼︎厚手の手袋2つ:熱いタオルを絞るとき手袋を重ねて使う。①軍手 ②耐油用ゴム手袋(①より大きく5本指のもの)
◼︎湿布用タオル4〜5枚(作り方は動画をご覧ください)
◼︎大きな鍋(8リットル以上の鍋)
◼︎防水シート(エンバランスシートなど)大2枚
◼︎汗拭き用タオル:数枚
◼︎毛布:数枚(保温用)
◼︎洗面器
◼︎その他:布団、卓上コンロ、ポットなど
全身生姜湿布の場合は大量の汗をかきますので、布団を濡らさないように防水シート(エンバランスシート)などで防水の工夫をしてください。
① 湯は80度〜90度
家庭用の大鍋(8リットル以上のもの)で湯を沸かします。沸騰したら、鍋のフタを開けて粗熱をとり、お湯の温度を80〜90度にします。熱い蒸タオルを作るためには高温にしますが、生姜を入れたまま沸騰させると、酵素が死んでしまいます。必ず初めは、湯だけを沸かしてください。
② 生姜末または(すりおろしたひね生姜)を湯に入れる。
生姜末30〜40gまたは(すりおろしたひね生姜100〜120g)を湯に入れる。湯の中でよく振って溶かします。スプーンで袋を抑えるように絞り出してもいいでしょう。注意して欲しいのは生姜を十分に入れること。お湯が薄い濁色になるくらい入れてください。
③ 〜 ④ 塩とビワ葉エキスを入れます。
塩を入れる
自然塩を大さじ1杯半ほどいれます。(塩の保温効果でお湯を冷めにくくするためです。)
さらにビワ葉エキスも入れます。
ビワ葉エキスを20cc入れます。ビワ葉エキスには痛みを和らげたり制ガン作用があるからです。
⑤ 〜 ⑥手袋を2重にして、一気にタオルを絞る。
手袋を2重にして
熱湯を使うので、火傷をしないように、軍手の上に耐油用ゴム手袋をするなどして二重にします。
◼︎一気にタオルを絞る
手袋をしたら、出来上がった生姜湯にタオルを浸けて絞ります。タオルは力まかせに絞るのでは、クルクル巻くようにしていき最後に水を絞り出すようにすると上手くいきます。
⑦ 〜⑧ 絞ったら冷めないように保温、タオルを叩く
絞ったら冷めないように保温
絞ったタオルは広げずに、絞った形のままで洗面器にまとめます。このとき、保温のために荷造り用の緩衝材(プチプチ)でタオルをつつんでおくといいでしょう。または(小さいクーラーボックスに詰め込んでもいいでしょう)
タオルを叩き、熱を押し込む
絞ったタオルを開いて二つ折りにし、手のひらでタオルの表面をパンパン!と叩き、熱をタオルの内側に押し込みます。
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