半身浴の効能

半身浴の効能

半身浴の効能 京都左京区じくう整体院

「腰痛・冷え性改善」に効果抜群!半身浴で血行促進・老廃物の排出を促進しましょう。

 

熱いお風呂に首まですっぽり浸からないと温まらないという人がいます。
熱いお風呂に首まで浸かると、体が温まった気がします。しかし全身浴の場合は半身浴に比べて湯冷めするのが凄く速いのです。しかも体の表面しか温まりません。

焼き魚を思い出してください。強火で魚を焼くと表面だけが焦げて中は生のままですね。人の体もそれと同じ!。熱いお風呂だと表面だけ温まって体の芯まで温度が浸透しないのです。
また、全身浴と違い、肺や心臓がお湯に浸からないので、体の負担は少なく、しかも「巡らせる」効果は抜群です! 数10分も入っていると、顔はもちろん、肩、胸、腕背中といたるところから、ポタポタと汗が流れ落ち、汗に含まれている毒素や、老廃物で、お湯が濁ってくることもあるくらいです。

 

始めは汗が出ない人も、毎日続けていれば、必ず大量に出るようになります。
私は、浴室の電球を明るいものに替え浴槽のフタを机がわりにして、好きな本を読んだり、歌を歌って自己陶酔に浸ったり、一時間なんてあっという間です。

 

こんな簡単でいいものは他はありません。私よりずっと暇そうなはずなのに『時間がない』とか言いながら高い金を払って病院漁りをする・・・そんな人の気が知れません。

 

 

 半身浴の正しい入り方

 半身浴の正しい入り方

◼︎湯に入る前に

湯に入る前に「干し大根と干し椎茸のスープ」を飲むといいでしょう。水分を取ると汗が出やすくなるほか、干し大根には、むくみを取る効果がそして椎茸には油や老廃物を排泄し毛細血管の掃除をしてくれる作用があるからです。なければ、せめて自然塩ひとつまみを入れた水を飲んでおきましょう。

 

◼︎ぬるめの湯

お湯は38〜41度くらいにします。といっても数字はあくまで、大雑把な目安。人によって感じ方は大きな差があります。また、同じ人でも日によって違うので、自分の感覚を物差しにすることが大切です。

 

◼︎半身浴の入り方

浴室用の椅子に座るか、湯を少なくするかして、みぞおちからへその間まで浸かります。その際、腕は湯から出しておいてください。
◼︎寒いですか?

始めは上半身が寒く感じますが、すぐに温まり、やがてジンワリと汗が滲んでくるようになります。冬など、浴室が冷えている場合は、肩にタオルをかけたり、Tシャツを着るなどしてください。あるいは、最初は普通に肩まで湯に浸かり、温まってから、半身浴をするとよいでしょう。

 

◼︎汗が出るまで浸かりましょう。

汗が出始める時間は人によって差があり、半身浴を始めて間もない人は出にくいものです。最初は、1時間入っても出にくいものです。最初は1時間入っても額に汗が滲む程度かも知れません。けれど、毎日続けていれば30分ほどで出るようになるでしょう。

 

◼︎最後は『冷』で終えましょう。

湯船から出たら、冷たい水をかぶるか、冷たいタオルで全身を拭くかしてください。
何事も『温・冷』です。

 

◼︎水分補給

入浴後は必ず水分補給を忘れないようにしましょう。

 

半身浴の様々な効果

半身浴の様々な効果

半身浴は老廃物の排出、血流促進に抜群!

 

半身浴にすることで、体の上半身と下半身に温度差ができます。
昔から頭寒足熱といって、頭が涼しく足が温かい状態が健康によいとされてきました。ぬるめのお湯で半身浴をすることで、まず下半身が温まり、その血液が全身にめぐることによって、無理なく自然に体の芯から温まることができます。

 

◼︎半身浴 冷え性改善効果

冷え性の人ほど、熱いお風呂に短時間(カラスの行水)で入浴する傾向があります。
熱い湯にさっと浸かり、温まったと思いお風呂から出ますが、実は体の『芯』まで温度が浸透していませんので、すぐに寒くなってしまいます。
半身浴でじっくり時間をかけて体の『芯』まで温まり汗を出すことがが重要です。
『芯』まで温まると、湯ざめもしにくく、温かさが持続します。冷え性を根本的に治すためには『冷えとり』や、食改善や運動など、いろいろ努力が必要ですが半身浴はかなり期待できます。

 

◼︎半身浴 疲労回復・腰痛効果

入浴すると血流が良くなり、老廃物の排出が進みますので、疲れを感じやすい人はシャワーで済ませずにしっかりと半身浴で温まりましょう。
全身浴だとかえってぐったり疲れてしまいますが、ぬるめのお風呂で半身浴をしてから眠ると翌日までに疲れが抜けやすいです。

 

◼︎半身浴 風邪予防効果

体温が上昇することで免疫力が向上します。
風邪をひいたときは入浴をしないように言われますが、それは全身浴で熱いお風呂に入ると体力を消耗するからです。熱いお風呂に全身浴では風邪をひいていなくても疲れます。
私は風邪をひきかけたな、と思ったときはいつも『足湯』と『半身浴』『一日断食』で治します。もし、風邪を引いてしまっても長引かずに早く治ります。

 

◼︎半身浴 リラックス効果

ぬるめのお風呂で半身浴をすることは、心身ともにリラックスする効果があります。
自律神経の副交感神経が優位にはたらき、血管がひろがり呼吸も深くなります。
ストレスを感じていたり、緊張が強い人はぜひとも半身浴でリラックスしてください。

 

◼︎半身浴 美肌効果

全身の血行が良くなりますから美肌効果も抜群です。モデルや女優さんにも半身浴を習慣にしている人は多いようです。体内の老廃物が抜けないと老化現象も早く進みます。肌がきれいだということは、健康の一つの目安です。便秘などで体内の老廃物が排出されないと肌から出そうとします。それが吹き出物や肌荒れになります。

 

皮膚の薬を塗ったり、化粧で隠したりしても、老廃物を排出しないかぎり肌はきれいになりません。腸のはたらきを良くすることも大切です。半身浴で骨盤内の臓器の働きも高まります。
◼︎半身浴 ダイエット効果

むくみがひどい人がいますが、水分の代謝が悪いために、体内に余計な水分がたまっている状態です。半身浴をすると、体内の余計な水分が排出されます。水分がたまっている人ほど半身浴をすると汗がたくさんでます。血行が良くなり全身の細胞の新陳代謝も高まります。他の運動などと組み合わせて半身浴もするとダイエット効果も高まるでしょう。

 

ダイエットの本来の目的は単に体重を減らすだけでなく、美しく健康になることです。
きれいになることと健康になることは矛盾しません。
きれいになれば健康になり、健康になればきれいになります。

 

【推薦図書】

万病を治す冷えとり健康法
新版 万病を治す冷えとり健康法

進藤 義晴 著

冷えとり健康法

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