一人でできる操体法

一人でできる操体法

操体法の動き方

  1. 操体法では8つの動きで歪みを判断します!
  2. 全身で動くことで効果が高まる!
  3. 力任せにやっても効果は出ないことがあります!
  4. ゆっくりと動かしたほうがいいです!
  5. 動くときは呼吸と合わせます!

操体法は感覚が大事です

  1. 操体法は感覚が敏感な人におすすめです!
  2. 感覚が鈍い人でも大丈夫です!
  3. 原始感覚ってなんですか?
  4. 操体法はいろんなことを感覚で判断します!
  5. 感覚は一人ひとり違います!

操体法は感覚が敏感な人におすすめです!

操体法は「気持ちいい」という感覚や「なんだか変だぞ?」という感覚を大事にしています。最近ではどうも感覚が鈍くなっている人がおられるようです。

 

気持ちよさがわからないとか、感覚が麻痺して痛みがわからないという方もおられます。ストレスに耐えるには、感覚を麻痺させることも必要なのでしょうね。

 

操体法はそういう人とは逆に、感覚が敏感な人にとても有効な方法です。自分の体の状態を深く突っ込んで味わえる人には、症状がどんどん変わっていくのがわかるのです。

 

施術する場合でも、感覚が敏感な方にやる場合のほうがやりやすいです。こちらがどうですか?と質問するより先に「気持ちがいいです」とか、「その方向は違います」ということを言っていただけるんですね。

 

当院のやり方は「一方的に施術することはしません」あなたの体の声を聞きながら施術していきます。

 

一人操体の場合は特に「自分の体の声を聞き取る」ことが大事になってきます。やり方をアドバイスするときも、そのことに注意しています。

 

感覚が鈍い人でも大丈夫です!

「私は感覚が鈍いので何をやったらいいのかわかりません」という人もいらっしゃいます。そういう場合には。「頭から足の指先までスキャンするようにしてみてください」というアドバイスをします。

 

あるいは「体の部分の名前を言って状態をチェックしてみてください」ということもあります。人間は自分の名前を呼ばれると振り向きますよね。それと同じで、例えば頭はどんな感じですか?首はいかがですか?肩はどうですか?というように体の部分の名前を呼んでみると、体は反応するのです。言霊ですね。

 

これは私が施術するときにやっている声がけと同じなのです。つまりお客さんに言う代わりに、自分の体に問いかけるのです。始めのうちはわからないこともありますが、やっているうちにわかってきます。

 

ポイントになるのは「親しい人に話しかけるように問いかける」ということです。よくあるのは、本を読む時のように棒読み状態のことがあります。それだと体もうまく答えてくれないようです。このあたりを工夫してみると面白いですよ。

 

もし当院に施術を受けに来られた方がいたら、私の声がけを意識していただければと思います。そうして家に帰ってから真似していただければいいのです。

 

私も京都操体勉強会の丸住先生や、仙台操体医学院の今先生などの声がけをマネしているうちにだんだんうまくなってきました。いまだに技を盗もうと思っています。一生修行ですね。

 

原始感覚ってなんですか?

原始感覚ってなんですか?

 

操体法では「原始感覚」というものを重視しています。私も初めの頃は「原始感覚ってなんだろう?」と思っていたものです。なにか特別な感覚だろうか?と思っていました。

 

説明によく使われるのが「本能」「野生の勘」という言葉だからです。現代の人は文明に浸かっているため、昔のような鋭い感覚はなくなってきているみたいですね。

 

操体法ではよく「気持ちよさ」という感覚が大事だと言われますが、気持ちよさがわからないという人もおられます。私はむしろ「なんかおかしいぞ?」という感覚のほうが大事だと思っています。

 

例えば、体を動かした時に「なんとなくこっちの方には動かしたくない」というのがあるのです。これは「痛み」があったり「筋肉や関節の固さ」の時もあります。「違和感」と言い換えてもいいかもしれません。

 

施術するときは、こういった体の感覚を細かく聞き取って進めていきます。体が嫌だと思う方の反対の方へ動かせば、良くなることが多いのです。

 

ひとりで操体をやるときには、原始感覚を研ぎ澄ませ「体の声を聞き取る訓練」が必要になってきます。私も勉強会に通ったりして自分の感覚を磨いています。

操体法はいろんなことを感覚で判断します!

よくこんな質問を受けることがあります。「操法はいつやめたらいいのですか?」「何回くらいやればいいのですか?」「強さはどれくらいでやればいいのですか?」などです。

 

操体法ではそういうことも感覚で決めています。「なんとなくいい感じ」がなくなったり、「なんとなくやめたくなった」時が操法のやめどきです。長い時間やったからといって効くわけではありません。逆に疲れることもあります。

 

回数も感覚で決めますが、施術する場合は1~2回くらいのことが多いです。操体とは体操ではありませんから、回数をやれば効くわけではないのです。

 

強さも感覚で決めます。強ければ効くと思っている人は多いですがそうではありません。強すぎて足がつったり、余計にバランスを崩すことがあるのです。これも「なんとなくいい感じ」というのを目安にします。

 

この「感覚」というのも練習しないとわからないこともあります。当院で施術を受けられることがありましたら、こういったことまでアドバイスいたしますので、お気軽にご質問ください。

 

感覚は一人ひとり違います!

人間の体はひとりひとり違うものです。昨日と今日でも状態が変わります。時間が経っても変わってきます。例えば朝の元気な時と、夜になって疲れた時では、強さも時間も違っていて当たり前なのです。

 

どうしても決められた回数とか時間などにこだわる方は多いようですね。これは人によって考え方も違うと思いますが、私は「自分の感覚を読み取る」ということが大事だと思っています。

 

具体的に言うと「今の状態はどれくらいでやるのがいい感じかな?」と自分の体に問いかけながら動いていくということです。頭のなかで考えてもいいですが、実際に声を出してみるとまた変わります。

 

こういう習慣が身についてくると、体の声がどんどん聞こえるようになり、「なんとなくイヤな感じがする」ということもわかるようになって、操体法や自然療法などの対応ができるようになってきます。

 

そうすると「病気になりづらい体」になってきます。東洋医学でよく言われるように「未病を治す」ことができるようになるのです。

 

当院で施術を受けられる方には、そういうセルフケアについてもアドバイスしたり、実際にやってお見せすることもできます。お気軽にご相談ください。

 

操体法はなぜ効くのか