院長プロフィール
杉森 進:(すぎもり すすむ) 1948年生まれ
出身地:奈良県 奈良市
血液型:B型
趣味:陶芸・苔玉作り・ランプ作り・山歩き・バイクで行く秘境の温泉巡り・発酵食品をつくる、食べる。
(味噌・沢庵・甘酒・納豆・梅干し・漬物など)
【師事した先生】
⚫︎西野流呼吸法( 西野皓三先生)
⚫︎仙台操体医学院(今昭宏先生)
⚫︎操体どろんこ遊びの会 (丸住和夫先生)
⚫︎経絡指圧 関西医王会(小山田昭三先生)
⚫︎天城流湯治法(杉本錬堂先生)
⚫︎市川式手当て法(市川加代子先生)
⚫︎イメージトレーニング(尾崎里美先生)
治療家になる前は、どんな仕事をしていましたか?
テキスタイルデザイン スタジオ経営
大阪のテキスタイルデザイン会社(企画)に勤め、10年後に独立。テキスタイルデザイン事務所を23年間経営しました。絵を描くことが好きでこの職業に就いたのですが、納期が厳しくて週に3日は徹夜、タバコは1日3箱、運動不足と、今から想えば、無茶苦茶な生活でした。
仕事中に突然呼吸困難に落ち入り救急車に運ばれた。
加工食品ばかりの生活、お酒は浴びるほど飲み、身体はガタガタ、昼夜逆転の生活を何年も続けていました。慢性的な腰痛、肩こり、自律神経失調症、不整脈。そんなある日のこと、仕事中に大量の冷や汗が出て、突然呼吸困難に落ち入り救急車で運ばれたこともありました、あの時の恐怖心は今でも忘れられません。
小さい頃はどんな少年でしたか?
一番の楽しみは粘土遊び
幼いころから一人でコツコツと「モノ作り」や「絵を描く」ことが好きで夏休みの工作の宿題でも創意工夫が得意でした。子供のころから極度な人見知りで話すことが苦手で(今でも)どちらかいうと一人でこもるタイプ。俗に言う「オタク」ぽい子でした。
一番の楽しみは「粘土遊び」で、自宅の前に埴輪(ハニワ)などの素焼きの工芸品を作っている工房がありました。学校から帰るとすぐにその工房に遊びに行き、暗くなるまで夢中で粘土遊びをした、楽しい思い出があります。
何かを生み出すことに喜びを感じるようになったのは、きっとこの時の影響だったと感じています。
最近は苔玉作りにハマっています。
アンタの手は、デカイなぁ〜
上の写真は妻の手と私の手を比較した写真です
大人になってからも、子供の頃も「アンタの手はデカイなぁ〜」とか「お金の貯まる手や」などといわれていました(笑)。子供のころ友達から、「お前の手、なんでそんなに大きいねん!」と、からかわれ、少し恥ずかしい思いをしていましたが、反面、手先きが器用な子や、と近所でも人気者でした。
大人になって、仏像彫刻に興味を持ち大阪の先生の元に習いに行きました。初めてお会いした先生に「アンタの手は百姓の手やない、モノ創りの手や」と言われ、そうか、「オレの手はモノ作りの手や!人を癒す手や!」と、自分の手が愛おしくなりました。
橋本敬三先生の講演会が運命を変えた!
橋本敬三先生との出会い
そんな無茶苦茶な生活を過ごしていたある日のこと、沖ヨガをやっていた友人から橋本敬三という先生の講演会があるので行かないかと誘われて、やじうま根性で行ってみました。橋本先生は「操体法」という身体調整法の実演や、息、食、動、想の話などをして下さいました。
中でも「息・食・動・想」の自己責任行動と「環境」を自然の法則と調和させ、「気持ちよさを味わうと健康になる」という操体法の哲学が深く心に響きました。
それから、出来ることから少しずつ自分の生活を変えていったのです。そして徐々に健康を取り戻すことが出来ました。
治療家に転身したきっかけを教えて下さい。
橋本先生の2冊の本を読んで感動!
「操体法」に興味を持ち、橋本先生の本「万病を治せる妙療法」「からだの設計にミスはない」の2冊を読んで感動!本の内容から、見よう見まねであれこれと気持ちのいい方向に体を動かしてみると、あれほど苦しんでいた長年の腰痛が嘘のように楽になり、ビックリしました!
それからというもの、操体法の他に、経絡指圧、、気功、野口整体(活元)、ヨガ、合気道、西野流呼吸法などなど片っぱしから学ぶようになりました。特に「西野バレエ団」西野皓三先生の西野流呼吸法には没頭し、一年間毎日通い続けました。この頃から人を癒す仕事に興味をもちだしました。
仙台操体医学院(今昭宏先生に師事)
今昭宏先生に師事
その後、どうしても仙台の今昭宏先生に操体法を学びたくて、東日本大震災の5月に、仙台操体医学院第1期生として入学、余震におびえながらも毎月京都から仙台まで夜行バスで1年間通いました。
今先生からも毎月会う仲間からも、会う度に「すぎちゃん」の手は相変わらず大きいねと、言われていました(笑)
生まれつきの天職だから、手が大きいのです。
開業後もお客さんからよく、「先生の手は、このような仕事をされたから大きくなったのですか?」と、よく聞かれますが、「生まれつきの天職だから大きいのです」とニコニコしながら答えています。
この「デカイ手」が、「暖かい」「安定感がある」「癒される」と、たくさんのお客さんに喜ばれています。また卒業後も、この「デカイ太い手」を活かして、施術関係のセミナーや操体仲間との練習会、京都の丸住先生の操体勉強会などに積極的に参加しています。
仙台操体医学院卒業
京都〜仙台の1年間、夜行バスの旅も終わりました。
私は以前から操体で施術がしたいと思っていました。それまでも操体法のまねごとはやっていたのですが、温古堂で代診を勤められた今先生の仙台操体医学院に入って、基礎から実践での応用の仕方まで学べたことはありがたかったです。
今先生は優しい方で「他人のことを否定しない」のです。講義が終わってからも、いろんなことをお話ししていただきました。
当時は「三軸操体」という方法に人気があって、私もさんざん勉強したものです。基本操体や圧痛操法、揺らし、逆モーションなど、基礎から学べたのはありがたいです。
ほかにも北海道から沖縄まで、全国からいろんな先生がいらっしゃって、それぞれの方が得意な方法を教えて下さいました。その節はお世話になりました。
お電話ありがとうございます、
じくう整体院でございます。