自律神経は2つの神経からなります
自律神経は「交感神経」「副交感神経」の2つの神経から成り立ちます。「交感神経」は、起きて活動している時に働く神経です。働いたり、勉強したり、緊張していたりストレスがある時も優位に働きます。
一方、「副交感神経」は、のんびり休んでいる時やリラックスした状態のとき、寝ている時などに優位に働く神経です。
自律神経は、外部からの情報や状況に合わせて自動的に身体の調子をコントロールする働きがあります。例えば、暑い時は汗をかきますよね?これは体温を下げる為に自律神経が身体機能を自動的に調整しているのです。
さらに、眠っている時に呼吸をしたり、食べ物を胃で消化して腸内で栄養を吸収するのも自律神経の働きによるものなのです。これらは自分で意識して行うのではなく、外部からの刺激(ストレス)や情報(気温など)に反応して自律神経が身体の各器官を操作して刺激や情報に身体を適応させています。
これら二つの神経は正反対の働きをしますが、例えば、日中仕事をテキパキとこなす事が出来て、夜は疲労回復として熟睡して翌朝はスッキリ目覚め疲労を回復出来るのは自律神経がバランスよく働いている証拠なのです。
「自律神経失調症」という病気の名前はよく耳にするけれど、詳しいことはわからないという人が多いのではないでしょうか?自律神経失調症は、検査をしても異常がみられないのに、さまざまな症状が現れる病気です。
そのために自律神経失調症による症状を「不定愁訴」と呼ぶことがあります。簡単にいえば自律神経失調症とは、主にストレスなどが原因となって、交感神経と副交感神経の切り替えのバランスがうまくいかなくなり、心身に不調が現れる病気です。
症状は人によってさまざまで、カラダのありとあらゆるところに出る可能性があります。症状のでかたも人によって違い、いくつもの症状を抱えている人もいれば、「この間までは頭が痛かったのに、最近は息切れがひどい」というふうに、そのときの体調によって、現れる症状が変化したりすることもあります。
自律神経失調症はどんな症状なの?
自律神経失調症は、完璧主義の人、神経質な人、クヨクヨしやすい人、我慢強い人や自分の気持ちを言えない人がなりやすいと考えられています。また、不規則な生活習慣や人間関係のストレスなどの強い外部刺激が続くと、自律神経失調症を起こす可能性が高まります。
自律神経失調症の症状は、様々です。同じ人でも複数の症状を抱えることがほとんどです。外部刺激による自律神経失調症の症状の1つとして、過呼吸症候群が挙げられます。過呼吸は精神的なストレスや緊張、不安、パニック障害などが原因で引き起こされると考えられています。
これらのストレスの継続により呼吸が速くなることで血中の二酸化炭素量が不足してしまい、息苦しさやしびれ、けいれん、激しい耳鳴り、悪寒などを起こしてしまいます。病院で血液検査などを受けても、異常が見つからないことが多いです。
自律神経失調症とは
自律神経失調症とは、主にストレスなどが原因となって、交感神経と副交感神経の切り替えのバランスがうまくいかなくなり、心身に不調が現れる病気です。
- 耳鳴り
- 頭痛
- 髪の毛が抜ける
- 肩こりがひどい
- 息苦しさやしびれ
- めまい
- つかれやすい
- 立ちくらみ
- けいれん
- 食欲不振
- 微熱が続く
- 不眠症になる
- 体がふらつく
- 集中力や意欲がない
- イライラする
- やる気がでない
- 気がめいる
- おこりっぽい
- ささいなことが気になり不安感が強い
自律神経失調症でお悩みの方へ
以上あげたほかにも様々な症状があります。
症状が一つだけということは少なく、一人でいくつもの症状を抱えて苦しんでいるのが普通です。
病院にいってもはっきりした原因がわからずに、気のせいにされてしまったりします。現代人に非常に多くなっている病気で、苦しんでいる人も多いです。
生活習慣を改善し、自律神経のバランスを整えることが心身の健康にとって非常に大切です。
体がしんどい、精神的にしんどい、疲れが取れない。
『体がしんどい、精神的にしんどい、疲れが取れない』、などの症状が続いたら、自律神経失調症かもしれません。
精神的な疲労感は、社会的・環境的ストレスや心理的ストレスから生じることが多いために、
その解決には困難を伴います。
どのような職場でも人間関係がギクシャクすると精神的にしんどいですね。
職場では人間関係の悩みが一番多く解決法も難しいです。
それが長期間続くと、カラダはその「ストレス」に耐えかねて様々なサインを出してきます。
「肩がこる、頭が痛い、首がこる、腰が痛い」食欲がない、 眠れない、
疲れが取れない。などなど・・・。
そんな時は、とりあえず体を温めることが一番の解決策です。一番のオススメは温泉です!
別に本格的な温泉でなくても、近くの銭湯またはスーパー銭湯でもいいのです。
ぬるめの湯に半身浴で浸かるのです。(露店風呂なら最高ですが)額から汗が吹き出るまで、
大量の汗が出るまでとにかく汗と共に体に溜まった、ストレスや老廃物、
毒素などを出し切ることが大事です。
入浴によるリラックス効果で、コリ固まった筋肉がほぐれて血流も改善して気分も良くなります。
「カラダ」と「心」は一体ですから、体が楽になると、心も軽くなります。
とにかく体が楽になってから、もう一度人間関係のことをゆっくり考えると
プラス思考で物事が考えられます。
半身浴の詳しいやり方は「半身浴の効能」をクリックしてください。
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じくう整体院でございます。